ハンドメイド*綺麗な角出し『直角編④』&便利な小道具⑤『ダイソー文房具コーナーの定規』
(※今回のブログはシリーズものです。【角の綺麗な出し方『直角編①』】からお読み頂く事で、よりご理解頂ける内容になっております)
昔々ある所に、正直者のソーイング作家がおりました。
ある日のこと、湖の周りを散歩中、定規を湖に落としてしまいました。
すると湖から美しい女神が現れて、こう言いました。
『アナタが落としたのは、この金の定規ですか?それとも銀ですか?竹ですか?』
正直者のハンドメイド作家はこう言いました。
『いいえ、私が落としたのはダイソーの文房具コーナーで買った定規です!』
女神:『まさかのステンレスぅ!!∑(゚Д゚)』

と、いう訳で(°▽°)今日ご紹介する便利小道具は、
女神もビックリの『ダイソーのステンレス製15cm定規』でございます。
もちろん、予告通り今回は『直角編④』とのコラボ企画⭐︎
ゆえに、長さを測るのではなく『角を綺麗に出す』便利小道具としてのご紹介です。
ちなみに定規としても、見やすく軽くてサビず、カッターも使える万能定規。職場でも結構みんな使ってます!
さて早速ですが、前回の続き…
(※忘れちゃった方は『直角編③』からご覧下さい)
⑤両側の角を返したら、目打ちで角を整えてから、袋状になった中の縫い代を割る。
⑥サイドにアイロンを入れて縫い代を割り…
アレ?なんか、この部分アイロンがかけ辛いよ!?(´Д` )
『助けて!ノラえも〜ん!』

⑦『大丈夫だよ!アイコちゃん!』
と、ここでノラえもんの登場です!
あっ!便利小道具の定規をカフスの中に差し込んだ!?(°▽°)
さて、この時のポイントは定規を差し込む場所。
カフス内側の一番表側(縫い代の上)に定規を乗せ、奥まで入れ込んだら、右側(サイド)に押し付けるようにして、縫い目を押し出す。
(※中の縫い代がグチャっとならないように注意)


そして、押し出した縫い目が戻らないように、上からしっかりと布を指で押さえて、定規を抜く。
押さえた手をギリギリまで押さえておき、アイロンをかけて形を固定すれば、
内側からアイロンで縫い代を割らなくても綺麗に整います。


ちなみに、この定規角で、直角を出そうとしてはいけません。
布地に穴があく恐れがあります(´Д` )
あくまでも、直角は先に目打ちで整えておき、
定規でサイドの縫い代部分を押し出す力に引っ張られて、角も綺麗に形が出ます。
⑧ カフスの方向をひっくり返して、逆側も⑦と同じ工程でアイロンで整える。

⑨ 両サイドが整ったら、長い方の縫い目もアイロンで整える。
⑩最後にカフス裏面から縫い目を整えて完成!(°▽°)

さて、ここからは作り方に関する詳しい説明をしていきたいとと思います。
覚えてますか?
『直角編②』では
裏の縫い代をミシンの縫い目ギリギリで折る事により【裏に控える】作業をし易くしました。
が、
『直角編③』の厚手布地では、角の辺りだけをしっかり折り、他の部分は折りませんでした。
この理由は単純に厚手の布地は、縫い目ギリギリで折り辛い為からです…(´Д` )
折っても厚みで縫い代が元に戻っちゃう…
それに加えて、
実は最後の仕上げ方は【裏に控える】だけじゃないからです。
仕上げ方は、3種類あります。
A【裏に控えて仕上げる】
…裏側の方に表側が少し見えるように仕上げる。

B【毛(け)ぬき合わせに仕上げる】
…表側から見ても裏側から見ても控えが無いように仕上げる事を言います。
(表から見て裏布が見えない、裏から見ても表布が見えない)

C【表を控えて仕上げる】
…『裏に控える』の逆の仕上げ方。表側の方に裏布が少し見えるように仕上げる。
↓コチラは以前ご紹介したバックのフタの部分です。
これはデザイン的に使っているので、やや極端ですが【表を控える仕上げ】はこんな風にも使えます。

ちなみに、今回のように内側の縫い代を割る作業を入れるとA〜Cのどの仕上げもやり易くなります。
(直角編②の縫い目ギリギリで折るやり方だとA以外の仕上げをする際は、やり辛いと思います)
『じゃあ、どんな時に、どの仕上げ方を選んだら良いの?(。・ω・。)』
と聞きたくなるかもしれませんね。
自分用だし、細かいことは気にしない!って方には、何となく見た目が良ければ、
こだわらなくて良いというのが私の答えですが(´∀`)
ちょっとプロっぽい仕上げにこだわりたい!って方には、
一応基準となるポイントがいくつかありますので、
角の出し方とはちょっと趣旨がズレますが、
次回はそれをご説明していきたいと思います(°▽°)
昔々ある所に、正直者のソーイング作家がおりました。
ある日のこと、湖の周りを散歩中、定規を湖に落としてしまいました。
すると湖から美しい女神が現れて、こう言いました。
『アナタが落としたのは、この金の定規ですか?それとも銀ですか?竹ですか?』
正直者のハンドメイド作家はこう言いました。
『いいえ、私が落としたのはダイソーの文房具コーナーで買った定規です!』
女神:『まさかのステンレスぅ!!∑(゚Д゚)』

と、いう訳で(°▽°)今日ご紹介する便利小道具は、
女神もビックリの『ダイソーのステンレス製15cm定規』でございます。
もちろん、予告通り今回は『直角編④』とのコラボ企画⭐︎
ゆえに、長さを測るのではなく『角を綺麗に出す』便利小道具としてのご紹介です。
ちなみに定規としても、見やすく軽くてサビず、カッターも使える万能定規。職場でも結構みんな使ってます!
さて早速ですが、前回の続き…
(※忘れちゃった方は『直角編③』からご覧下さい)
⑤両側の角を返したら、目打ちで角を整えてから、袋状になった中の縫い代を割る。
⑥サイドにアイロンを入れて縫い代を割り…
アレ?なんか、この部分アイロンがかけ辛いよ!?(´Д` )
『助けて!ノラえも〜ん!』

⑦『大丈夫だよ!アイコちゃん!』
と、ここでノラえもんの登場です!
あっ!便利小道具の定規をカフスの中に差し込んだ!?(°▽°)
さて、この時のポイントは定規を差し込む場所。
カフス内側の一番表側(縫い代の上)に定規を乗せ、奥まで入れ込んだら、右側(サイド)に押し付けるようにして、縫い目を押し出す。
(※中の縫い代がグチャっとならないように注意)


そして、押し出した縫い目が戻らないように、上からしっかりと布を指で押さえて、定規を抜く。
押さえた手をギリギリまで押さえておき、アイロンをかけて形を固定すれば、
内側からアイロンで縫い代を割らなくても綺麗に整います。


ちなみに、この定規角で、直角を出そうとしてはいけません。
布地に穴があく恐れがあります(´Д` )
あくまでも、直角は先に目打ちで整えておき、
定規でサイドの縫い代部分を押し出す力に引っ張られて、角も綺麗に形が出ます。
⑧ カフスの方向をひっくり返して、逆側も⑦と同じ工程でアイロンで整える。

⑨ 両サイドが整ったら、長い方の縫い目もアイロンで整える。
⑩最後にカフス裏面から縫い目を整えて完成!(°▽°)

さて、ここからは作り方に関する詳しい説明をしていきたいとと思います。
覚えてますか?
『直角編②』では
裏の縫い代をミシンの縫い目ギリギリで折る事により【裏に控える】作業をし易くしました。
が、
『直角編③』の厚手布地では、角の辺りだけをしっかり折り、他の部分は折りませんでした。
この理由は単純に厚手の布地は、縫い目ギリギリで折り辛い為からです…(´Д` )
折っても厚みで縫い代が元に戻っちゃう…
それに加えて、
実は最後の仕上げ方は【裏に控える】だけじゃないからです。
仕上げ方は、3種類あります。
A【裏に控えて仕上げる】
…裏側の方に表側が少し見えるように仕上げる。

B【毛(け)ぬき合わせに仕上げる】
…表側から見ても裏側から見ても控えが無いように仕上げる事を言います。
(表から見て裏布が見えない、裏から見ても表布が見えない)

C【表を控えて仕上げる】
…『裏に控える』の逆の仕上げ方。表側の方に裏布が少し見えるように仕上げる。
↓コチラは以前ご紹介したバックのフタの部分です。
これはデザイン的に使っているので、やや極端ですが【表を控える仕上げ】はこんな風にも使えます。

ちなみに、今回のように内側の縫い代を割る作業を入れるとA〜Cのどの仕上げもやり易くなります。
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